2018年 08月 25日
病室に希望の夜の遠花火
最初の脳腫瘍手術から
40年が立とうとしています
このとき死んでいたはずの命は
まだこうやって生きていることに
不思議なきもちと ちょっぴり切なさと
ほかにもいろんな気持ちが
今でも出たり入ったりしています
生かされた 喜びもあるし
幼い頃からの心身ともにあった苦痛による
生ききっていたはずの 命 が
まだこうやってある その苦痛もありました
でも祖母が亡くなり 父が亡くなりで
その苦痛が時間をかけて消えていくことも
感じていて 安心したこともあります
でも
苦痛というものは
ひとつ終われば ひとつが始まるというのも
あるんだなと
私がこの病気にならなかったら
この40年間
家族にも迷惑はかからなかった
私も含め
新たな苦痛は家族みんなの
修行の場でもあるのかなと感じたこともあります
幸い
私たちに関わってくれる
人の絆は
何よりもかけがえのないもので
その絆がなければ
生きてこられなかったこと
生きてこられてなければ
今までの楽しい時間もなかったということ
生きることは修行でもあり
心の安心でもあり
縁を紡いでいく場でもあり・・・
そして私が経験してきたことが
もし 誰かの 子供たちの
生きるヒントになってくれれば
それ以上の喜びはないなっておもうのです
☆病室に希望の夜の遠花火
今は生かされて
よかったと
心からおもっています
ありがとう
※
minne。Creema。で
作品随時追加しています
by eikel
| 2018-08-25 18:51
| ふぉと川柳・こころ・病気・etc
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